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連載(7)― 名古屋港水族館の謎(3)- ナミの体調悪化後に一般展示を再開したことは適切であったか


 ナミの死亡を報じた中日新聞の記事を掲載する。
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 名古屋港水族館(名古屋市港区)の雌のシャチ「ナミ」(推定28歳)が14日、死んだ。昨年の12月下旬から体調を崩し、食欲がなかった。大腸炎とみられ、解剖して詳しい死因を特定する。

 ナミは、和歌山県太地町沖で捕獲され、1986年から同町立くじらの博物館が飼育していた。昨年6月に名古屋港水族館が5億円で購入。その際の体長は5・9メートル、体重2・7トン。最近は体重が300キロ近く減っていたという。

水族館によると、昨年12月21日ごろから食欲がなくなり、薬を注射するなどして治療。今月初旬に回復のきざしが見られたが、再びエサを食べなくなった。意識がもうろうとして水面に浮かぶ状態や異常な呼吸が続き、14日午後7時24分に死んだ。

 同水族館でのシャチの飼育は、2008年に死んだ雌の「クー」に続き2頭目。ナミが飼育されたのは、わずか7カ月だった。祖一誠館長は「万全の態勢で飼育していたが、こんなに早く死んでしまい残念だ。ナミを応援してくれた人たちに申し訳ない」と、話した。館長によると、雌のシャチの寿命は約80年。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2011011502000017.html

 中日新聞の報道によれば、水族館は『昨年12月21日ごろから食欲がなくなり、薬を注射するなどして治療』していたそうである。朝日、読売も12月下旬から体調不良と報じている。
 しかし、名古屋港水族館が公開ジャンプトレーニングを中止したのは、23年1月5日だ。(
http://www.nagoyaaqua.jp/aqua/topi/20101215/index.html)

 しかも、年末年始には、新たにブリーディングローンで鴨川シーワールドから借り入れるビンゴ・ステラの搬送のために、医療プールの屋根を取り外したり、コンテナを鴨川へ送ったり、飼育員を派遣して引継ぎ作業を行っている(インターネット上の、名古屋港水族館来訪者のブログ掲載写真より)。

 『万全の態勢で飼育』って、こういうことなんだろうか。
 次のシャチの搬入に浮かれている場合なのだろうか。
 目の前の命を大事に扱うのが仕事ではないのか。


 名古屋港水族館がナミの体調悪化を知りながら、クリスマス、年末年始のイベントシーズンの集客を狙って一般展示を強行していた可能性がないか、具体的な検証の必要がある。

・ ナミの体調不良が適切に上層部に報告されていたのか
・ 上層部はナミの体調不良を知った上で、鴨川へ人員派遣を決定したのか
・ 上層部はナミの体調不良を知った上で、年末年始の展示を強行したのか
・ 上層部は誰なのか、最終決定権者は、どういった情報をもとに、どういった利益衡量で判断したのか

責任の所在が明らかになる具体的な検証でなくては、意味が無い。
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