FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ビンゴ・ステラ問題―連載(6) - 実効性あるブリーディングローン(4)

 前回は、米国シーワールドと提携したブリーディングローンの可能性を示唆した。米国シーワールドの施設毎に検討したのだが、経営母体は同じなのだから施設毎に検討する必然性はなく、もっと選択肢はある。これは、もう少し頭の回りそうな後日に検討するとして。

 今回は、フランスのMarineland(LE MARINELAND D'ANTIBES)にいるシャチ達とのブリーディングローンを考えて見たい。

 まず、フランスのMarinelandには、現在4頭のシャチがいる。思いっきり、異母兄弟だらけなのである。
・ Freya (メス)推定年齢30歳 アイスランドで捕獲された野生由来
・ Valebtine(オス)1996.2.14生  父:Kim2、母:Freya
・ Inouk(オス)1999.2.3生 父:Kim2、母:Sharkane (2009年没)
・ Wikie(メス)2001.6.1生 父:Kim2、母:Sharkane (2009年没)

 年齢からして、この4頭は性成熟しているという前提で話を進める。

 まず、Valebtine(オス)は、Freya (実母)か、Wilie(異母妹)しか相手がいない。
 Inouk(オス)は、Freya (実母)か、Wilie(実妹)しか相手がいない。
 Wikie(メス)は、Valebtine(異母兄)あるいはInouk(実兄)しか相手がいない。なお、Wikie(メス)が米国シーワールドのオスシャチと人工受精をしたという未確認情報がある。
 しかも、この中で出産経験があるのは、Freyaのみである。

 ララとオスカーをブリーディングローンして、かわりにValebtine(オス)とWikie(メス)あるいは、 Inouk(オス)とWilie(メス)を借り入れてはどうだろうか?
 あるいは抵抗あるかもしれないが、ビンゴとステラをブリーディングローンする。ここで、ビンゴがFreyaとステラを受胎させれば、まずまずの結果となるのではないか?

 フランス側は、出産経験のあるメス2頭がいるので、問題はない。しかも、前にも書いたと思うが、Freyaというメスは自分のパートナーのKim2が他のメスSharkaneと繁殖して生まれた子とも仲良く暮らしている。ステラとも上手くやっていけそうだ。FreyaはIceland系のシャチでもあるし。
 鴨川側は、ランの誕生をアシストして、自分自身も立派なママになったラビーがいるから、出産の『産婆さんシャチ』には問題ないだろう。

 とりあえず、フランスは適齢期のオスメスを抱えて頭を悩ませていると思う。みなさんそれなりに『お年頃』なので、新しいオス・メスを投入したら、すぐにも繁殖可能なのではないか?
 アメリカでは、Takaraというメスがシーワールドフロリダへ送り込まれるやいなや、Takuという繁殖相手に困っていたオスが早速繁殖しちゃった例があるし、たしかKatinaというメスもゲート越しにWinstonというオスに交尾されたとどこかで読んだ(未確認情報)。

 このプラン、少なくとも、すでに4頭を出産したビンゴ・ステラを名古屋で繁殖させるようりは、近親交配回避に有効な一手だと筆者は思う。この水族館がコートダジュール地方というアクセスの悪いところにあるのが、唯一の難点かもしれない。


LE MARINELAND D'ANTIBES http://www.marineland.fr/index.php?lang=en

2011年4月17日追記: Wikieは2011年3月16日に子シャチを無事出産しました。子シャチの性別、父シャチの名前は今のところ報道されていません。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しろぶた

Author:しろぶた
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。